ここ最近はそうでもないですが、アニメを結構見ている時期がありました。
リゼロやごちうさといった水瀬いのりさんが出ているアニメはもちろんのこと、シュタゲなどの有名な作品はある程度見てます。
一番好きな作品はフリクリという作品です。
おそらく知らない人がほとんどだと思いますので、今日はフリクリについて紹介したいと思います。
作品について
全6話構成です。
まあ、つまりはテレビ放送をしておらず、DVDしかみる手段がない作品です。
にもかかわらず、かなり多くのファンがいます。
日本にもファンはたくさんいますが、実は海外のファンがとても多い作品です。
まあ、制作会社がガイナックスとProduction I.Gなのでそりゃある程度人気はありますわという感時です。
知らない人も多いと思うので、簡単に説明すると、この2社はあの超人気作品 新世紀エヴァンゲリオンの制作会社として有名です。グレンラガンとかカバネリ、進撃の巨人なんかにも関わってる会社です。
時代を考えると、ちょうどエヴァが終わってちょっとした頃に発売した作品といったところです。
見どころ
最高の演出
OVA作品なので何をやっても許される。おそらくそんな発想があってのことだと思うのですが、演出がとんでもなくすごいです。
今ではよくみるような演出ももちろんあるのですが、当時からすれば見る人みんなが驚くような演出祭りになっています。
もちろん、見たことのない演出もたくさんあると思います。本当にすごい表現方法だなと終始感じていました。
本当はここに書きたいですが、それを書くと楽しみが全て失われてしまうような気がするので、あえて書かないことにします。
音楽との融合
このフリクリという作品、かなり音楽にもこだわっています。
The pillows というバンドをご存知でしょうか? そのバンドがこの作品中の音楽全てを担当しています。
ピロウズというバンドはBUMPやミスチルなどの今大人気のバンドに大きな影響を与えたバンドのひとつです。
彼らの曲と映像がとてもマッチしていて、MVを見ているような感覚になるかと思います。
海外ではフリクリのおかげもあって、とんでもない人気になっています。たしかアメリカツアーとかもしてた気がします。
意味不明なストーリー
エヴァにも見受けられますが、意味のわからない箇所が沢山あります。
というか、エヴァなんかと比べ物にならないぐらい意味不明です。多分、どんな人でも1回目は意味わからないまま話が進んで、意味わからないまま終わっていくと思います。
ただ、それでも面白いんです。
とにかく勢いで乗り切ろうという感じで、今のアニメでは考えられないようなテンポで話が進んでいきます(それが意味不明さをより増やしているという説もある)。
すごいテンポで話が進んでいくので見ていて全く飽きないです。一瞬で6話終わっていきます。
ここが一番好き嫌いの分かれるところで、合わない人には本当合わないと思います。なんせ本当に意味がわからないので。
意味がわからないと散々いっていますが、よく考えながら見てみると伏線しかなかったし、大量にメタファーがあったりとしっかりみるとこの作品が一体どんな作品なのかわかるかと思います。
あそこの飲み物はあんなことを意味してるのか。だからあの味なのか。とかいろいろわかり始めると本当に面白い作品です
察しのいい人は1回目でも気づいたりするんだろうな。
あと、オマージュがいたるところに散りばめられています。まあ、2000年あたりの作品なので僕が知らないようなネタもたくさんあると思うのですが、そういったところも面白いですよ。
続編もある
2018年にフリクリの2と3に当たる「フリクリ プログレ」「フリクリ オルタナ」という作品が劇場公開されました。
こちらもとっても面白かったです。機会があればおはなししたいなーと思います。
どこで見れるん?
大抵のビデオオンデマンドで見ることができます。
たしかdアニメとかだったら2と3も見れたはず。
とりあえず、Amazon primeを使っている学生さんが多いと思うので、Amazonのリンクを貼り付けときます。ここからすぐにprime videoで見れるはずです。